お気軽にお問い合わせください。 TEL 03-6233-7109 東京都新宿区早稲田鶴巻町511-4-106
今フィンランドでも春の季節が深まってきています!5月の料理クラブではフィンランドの伝統的なドーナツ「ムンキ」を作ります。表面はサクサク、中身はソフトな甘いムンキの秘密はプッラの生地で作ること。
全国どこのカフェでも味わえる、フィンランド人の大好きなドーナツ風プッラです。「ムンキ」は特に5月1日のお祭り「ヴァップ」に欠かせません。それを味わえなかったらヴァップのお祝いにならないと言われるくらいです。そんなフィンランドの春の風物詩ムンキを一緒に作って味わいませんか?
参加費は一人1,500円です。
どなたでもお気軽にご参加ください。
お子様連れでもどうぞ!
人数制限がありますのでご注意ください。
お問い合わせ、お申し込みは、 moc.l1745642312iamg@1745642312arumi1745642312hsoy.1745642312iviap1745642312 まで。
4月の手芸クラブは23日に開催しました。暖かい雨の日で梅雨を思わせる陽気でしたが、今は色んな花が咲いているので、とても美しい季節です。
今回の作品は前回に続いてバンド織りのキーホルダーです。はじめに前回と同じように参加者がキーホルダーの毛糸の色を選びます。選んだ毛糸でどんなキーホルダーが出来るか楽しみです。
それではバンド織りに入りましょう。まずワープになる毛糸をカードの穴に通します。穴は小さいので皆さん集中して毛糸を一本一本通していきます。それから各自、自分の作業する場所を決めて織り始めます。カードでワープを開いてからよこ毛糸をワープの間に入れます。これを繰り返しながら織り進めます。以前参加された方だけでなく今回初めての方も手が早くて、間もなくして毛糸のきれいな色合いが見えるようになりました。慣れた方々はもう少しレベルアップしてハートなどの模様も作られました。皆さんは自分が作っているものに集中していましたが、他の方が作っているものにも興味があって少し見に行ったりしました。その時は、かわいい!きれい!素敵な色合いね!と感心し合う声があちこちから聞こえてきました。出来あがったNauhaに輪を入れて結ぶと可愛い色とりどりのキーホルダーの完成です!
今回も時間はあっという間に過ぎてコーヒータイムになりました。イースター・パイナップル・マフィンを味わいながら楽しい歓談の時を持ちました。その後で、ハートやそれに関連してイースター復活祭の後に起こった出来事についてお話がありました。
次回の手芸クラブは5月28日の予定です。詳しくは教会のホームページの案内をご覧ください。皆さんのご参加をお待ちしています。
今日は前回に続いて、織物のNauha を作りました。皆さんと今日も素敵なNauhaを織ることが出来て、嬉しいです。今日はNauhaに可愛いらしいハートの模様も作りました。少し難しかったですが、織れるようになると、もっとたくさん作りってみたいという気持ちになります。次はどんな模様が織れるようになるのか楽しみです。
ハートのシンボルはあちらこちらで見かけられ、様々なことを象徴しています。例えば愛、友情、感謝、信頼などを象徴しています。最近は、友達同士がメールやメッセージでハートの絵文字を使って相手を喜ばせるのも、普通になっています。ハートは色んな意味を持っていますが、最も一般的なのはやはり愛でしょう。
聖書には愛について沢山書かれています。この前の日曜日はイースター復活祭のお祝いでした。スオミ教会でも盛大なお祝いを行いました。これからお話するのは、イースター復活祭の後に起こった出来ことです。イースターの前にイエス様が十字架で亡くなられましたが、三日後週の初めの日に天の神さまの力で蘇らせられたのです。その後イエス様は何度も弟子たちの前に現れました。弟子のペテロにも現れました。ペテロはイエス様が十字架に付けられる前にイエス様の裁判様の様子を遠くから見ていましたが、イエス様の弟子であることを人の前で三回も否定してしまいました。
次の場面はティベリアス湖という湖のほとりで起きたことです。そこにペテロもいました。イエス様は弟子たちに食事を用意して一緒に食べました。その後、イエス様はペテロにこう尋ねました「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペテロが、「はい、主よ、私があなたを愛していることは、あなたがご存じです。」と答えました。イエス様はかつて、ペテロが自分のことを知らないと言ったことをよくご存じでした。イエス様はこの質問「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか」をペテロに三度も繰り返されました。ペテロはイエス様が不信感を抱いていると思い過去のことを思い出して悲しくなりました。同時に自分の愛は不完全であることにも気づきました。ペテロは自分の弱さもよく知っていたのです。完全な愛を持っておられるのはイエス様だけだということもペテロは理解していました。
もし私たちがペテロの立場にいたら、どう感じるでしょうか。私たちもペテロと同じように弱く、自分の愛の不完全さに気づくでしょう。その時、イエス様の質問を逆に「イエス様は私たちを愛しているか」と考えてみると良いでしょう。聖書はこの質問に明確な答えを示しています。新約聖書のヨハネの第一の手紙4書10節には次のように書かれています。「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛して、私たちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。」
神さまの愛は、人間の愛と比較することは出来ません。神さまの愛は無条件の愛でとても深いのです。私たちは神さまが教えて下さることを忘れてしまったり、神さまの御心に従って生きることが出来ません。私たち人間の愛は不完全です。そのことが、嘘をついたり、悪いことを話したりすることを通して現れてきます。イエス様の弟子たちも同じような弱さをもっていました。それにも拘わらず、神さまはそんな弱い私たちを愛して下さいます。
神さまの愛はどのように現れたのでしょうか。それはイエス様の十字架の出来事を通してはっきり示されました。イエス様は十字架にかかって死ぬことを通して私たちや世界の全ての人の救い主になられたのです。これより深い無条件の愛はこの世にはありません。このようなイエス様の全ての人々に対する愛は私たちに向けられているのです。私たちはその愛をただ受け取るだけでよいのです。ここに、神さまの私たちや世界全ての人々に対する愛があるのです。
イエス様がイースターに復活されて弟子たちに現れた時、彼らはやっと神さまの人間に対する愛、救いのご計画を理解することが出来ました。私たちはイエス様のお姿は見えませんが、
聖書を読んだり、み言葉を聴いたりすると神さまの愛を信じることが出来るようになります。その時、私たちは弟子たちと同じようにイエス様の愛に包まれます。
今日はハートの模様のNauha を作りました。これからハートの印を見る時にイエス様の深い愛のことを忘れないように行きましょう。
子ども料理教室は4月19日に開催しました。この日はちょうどイースター/復活祭の前日だったので、みんなでイースター・パイナップル・マフィンを作ってイースター・エッグの飾りつけをしました。
子ども料理教室は、お祈りをしてからスタートします。最初にマフィンの生地を作ります。小麦粉などの粉類を計ってボールに入れ、別のボールにはヨーグルト、卵などを入れてよくかき混ぜます。さっそく「美味しそうな香りね!」との声が聞こえてきました。粉類をヨーグルトと卵のボールに少しずつ加え、子どもたちはさらに一生懸命かき混ぜました。だんだん生地の感じになってきます。そこで、パイナップルを細かく切って生地の中に入れてさらに混ぜて、これで生地の出来上がりです。子どもたちは生地を一つ一つマフィンカップに入れて「どんな味になるかなぁ」と楽しそうです。鉄板はあっという間に生地のマフィンカップで一杯になりました。それからオーブンに入れて焼き始めます。
マフィンを焼いている間にイースターエッグの飾りつけをしました。可愛らしい模様のラッピングで卵をくるんでお湯の中に入れると、ラッピングはピタッとくっつきます。くっつく度に「わー不思議!」、「可愛い!」との声が聞こえてきます。可愛い模様のイースター・エッグが沢山出来上がりました。
ここまでは作ることが多くて少し一休みします。そこでイースター/復活祭の時に何が起こったかをみんな一緒に聖書のフランネル劇を観ました。イースターの前の週イエス様は私たち人間が救われるために多くの苦しみを受けて死ななければなりませんでした。しかし、次の週の始めの日、日曜日にイエス様は神さまの力で死から復活したのです。イースターの時、私たちはこの出来事を覚えて喜んでお祝いするのです。そしてイエス様を復活させて下さった神さまを感謝するのです。
フランネル劇が終わる頃、マフィンの香りが教会中に広がっていました。マフィンにはきれいな焼き色がつきました。どんな味になったかはこれからの楽しみです。今回は子どもの家族の他にも大人の方々のご参加もありました。それでマフィンも沢山できあがりました。
みんなで食前のお祈りをして、さあ、自分たちで作ったマフィンをいただきましょう!子供たちは食べることに集中。大人たちはコーヒー紅茶と一緒に味わい歓談の時を持ちました。子どもたちはみな友達になって食べ終わってからも楽しそうに遊びました。こうして久しぶりの子ども料理教室で参加者の皆さんとおいしくて温かい一時を分かち合うことができました。
<・・・・あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい。 ルカ 10:20
ここで、あなたがたに奥義を告げよう。わたしたちすべては、眠り続けるのではない。終りのラッパの響きと共に、またたく間に、一瞬にして変えられる。 Ⅰコリント 15:51>
先週の復活祭の祝会の席で堀越姉から教わった「聖歌 世の終わりのラッパ」が忘れらなくネットで調べたら引退牧師でしょうか、オールドボーイたちが声を張り上げて歌っていました。救世軍の社会鍋で聴いたことがあるかもしれません、聴いていて胸が熱くなってきました。
礼拝後の帰路、甲州街道沿いの小さな神社の境内に藤棚があり藤の花が咲いていました。もう藤の花の季節がやって来たのかと思っていましたら翌朝ベランダの先の木立に見事な山藤の花を見つけて歓喜しました。家内も私も大の山藤が好きなので間近にこんな素晴らしい山藤を見られるとは今まで気が付きませんでした。夕方もう一度見たら今度は夕日が当たり山藤の花が輝いていました、これでホトトギスが啼いてくれれば万葉の世界になりますね。
(藤波の咲き行く見れば霍公鳥鳴くべき時に近づきにけり 万葉集巻18 4042田辺福麻呂 )
全知全能の父なるみ神よ。
イエス様は、私たちが永遠の滅びに陥らないようにと、真(まこと)の愛をもって十字架の上で私たちにかわって死の苦しみを受け、最後は復活によって死に勝利しました。洗礼を通してその勝利に与れる私たちが何も恐れることなくイエス様の愛を現わして生きることができるように、御言葉と聖餐を通して私たちを強めて下さい。
あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められるみ子、主イエス・キリストのみ名を通して祈ります。 アーメン
ルターによる御言葉の説き明かし(フィンランドの聖書日課「神の子らへのマンナ」4月8日の日課から
「全ての人がアダムを通して死ぬように、全ての人はキリストを通して生けるものにされるのです。」 第一コリント15章22節
「強い信仰は、この御言葉を大きな文字で心に書き刻み、天が大地の上に聳え立つようにそれを高く掲げる。信仰は、この御言葉で言われていること以外は何も見ず、何も聞かず、何も考えない。それはあたかも、この世界には他に書かれたものは何もないと宣言するようなものであり、我々が生きて活動する全てはこの御言葉の中でのみと観念するようなものだ。もしこのように信じることができれば、我々は生きるのも死ぬのも喜んでするようになるだろう。この信仰はまた、キリストは自分自身のために復活したのではなく、我々のために復活されたのだということも教えてくれる。我々も同じように復活を遂げられ主と共に永遠に生きることができるためにキリストは復活されたのだということを。
我々の復活は、まだ隠されていて公然のものになっていない。それでも既に起こったことのように今、確実なこととしてある。このことをしっかり心に留めておきなさい。そうすれば、全て目に見えるものは復活の日が来たら消滅してしまうことがわかるだろう。今、天においても地においても他に目にするものはないという心境だ。それゆえ、キリスト信仰者が亡くなって墓に埋葬される時、そこで肉眼の目に映るのは腐敗する肉体しかなくとも、信仰の目が見ているものは墓場や体ではない。別の新しいものを見ているのだ。すなわち、新しい命と素晴らしい楽園を、そこで憩う新しい人たちと新しい永遠の命に生きる幸いな人たちを。」
復活祭/イースターおめでとうございます!
4月の料理クラブは桜もそろそろ終わり始めた頃の12日、爽やかな春の陽気の中での開催でした。今回はこのイースターの季節にピッタリのレモン風味のメレンゲ・タルトを作りました。
料理クラブはいつもお祈りをしてスタートします。初めにレモンのキーセリを作ります。レモン以外の材料を計って鍋に入れ、かき混ぜながら沸騰するまで加熱します。レモン汁と擦った皮を加えると黄色がきれいなキーセリの出来上がり。「きれいな色ね!」「美味しそう!」との声が聞こえてきます。出来たキーセリは冷まします。
その次はタルトのケーキを作る番です。材料を測ってからマーガリンと砂糖をハンドミキサーでよく泡立てて、他の材料を順番に加えていきます。生地はあっという間に出来上がり!。生地をケーキ型に伸ばしてオーブンに入れます。ここまでいろんな準備があったので、ここで一休みはよいタイミングでした。
オーブンから美味しそうな香りが広がってきました。、中を見るとケーキもきれいな焼き色がついています。ケーキを取り出して、その上に冷めたキーセリを伸ばします。そして、ケーキを再びオーブンに入れてしばらく焼きます。その間にメレンゲを作ります。卵白と粉砂糖をハンドミキサーで良く泡立てると、きれいな白い泡になります。ケーキをオーブンから出してキーセリの上に柔らかいメレンゲを軽く伸ばして3回目のオーブン焼きです。今度はオーブンの温度は高いので表面が焦げないように注意しながら焼きます。メレンゲはあっという間にきれいな薄茶色になりました。焼き上がったケーキはどれもきれいな焼き色がついて美味しそうでした。
今回は段階がいろいろあって作業の交替もあったので、少し忙しい雰囲気になりましたが、美味しそうなタルトが出来あがりました。どんな味か楽しみです。しかし味わう前にタルトを少し冷まさなければなりません。冷ましている間のテーブルのセッティングをします。冷ましたタルトをカットしてコーヒー・紅茶と一緒に味わいます。「美味しい!」の声があちこちから聞こえてきました。皆さんと一緒にレモン風味のメレンゲ・タルトを頂きながら楽しい歓談のひと時を過ごしました。その時に春の美しい自然や天地創造の神さまの働きについてお話がありました。
今回の料理クラブも無事に終えることができて天の神さまに感謝です。次回の料理クラブは5月 10日に予定しています。詳しい案内は教会のホームページをご覧ください。皆さんのご参加をお待ちしています。
レモン・タルトやレモン・ケーキはフィンランドではイースターの季節にコーヒーと一緒に味わう人気があるお菓子です。今日皆さんと一緒に作ったレモン風味のメレンゲ・タルトはその一つです。このタルトの特徴はレモンのキーセリとトッピングのメレンゲです。メレンゲはレモンの酸味を和らげタルトを爽やかな味にします。キーセリの色はきれいなイースターの黄色なので、この季節にピッタリのお菓子です。
ところで、酸味があるレモンの使い方は非常にに多様です。面白くてレモンは料理にもお菓子にもよく合います。例えば魚や鶏肉料理、サラダのドレッシング、デザートやお菓子によく使われます。レモンは食材本来の風味を引き立てたり、脂肪がある料理の味を和らげたりするので、料理にもよく使われます。レモンは酸っぱいので、そのまま食べる人はあまりいないと思いますが、果肉や汁や皮を使います。皮の下にある白い部分は苦いので料理やお菓子に入らないようにします。
レモンの木は熱帯と亜熱帯の国々例えばイタリア、スペイン、ギリシャで育てられます。フィンランドで売られるレモンは主にスペインから輸入した物です。日本で生産されるレモンの種類と異なりますが、味はあまり変わりません。レモンの木はきれいな白い花が咲きます。花は桜と違って長く一、二カ月くらい咲いています。とても良い香りがします。
白い花が咲くレモンの木は美しくて長く楽しめます。しかし今東京で咲き終わっている桜は違います。毎年美しい花びらがあっという間に散ってしまいます。皆さんは今年の桜を見ることが出来ましたか?私は今週の月曜日に公園に行って桜を見ることが出来ました。その公園の桜はまだきれいに咲いていたので、楽しい一時を過ごせました。公園では桜がまだ咲いているのにもみじなどの木の新緑もとても美しかったです。桜や新緑の美しさは、心を動かされます。人間はこのような美しい自然の植物を作ることは出来ません。現在人間は何でもできると思う人が多いと思います。科学と技術はどんどん発展し、新しい発見がどんどん行われていますが、出来ないことも無数になると思います。春の美しい景色を見るとそのことを考えさせられます。このような美しい自然のものはどのようにしてこのようにきれいに出来るようになったかと考えると、本当に人間よりもっと能力やデザイン力を持っている創造主がおられるとしか考えられません。
聖書は美しい自然の全ての物は天と地と人間を創造された天の神さまの御手の業を通して造られたと明らかにしています。人間は植物を植えたり手入れをしたりしますが、光や気象条件は天の神さまが与えてくださるし、植物の葉っぱや花などの形も天の神さまの御手の業です。旧約聖書の創世記には天の神さまの創造について詳しく書いてあります。神さまには創造の計画があり、この世界の一つ一つを順番に創造されました。一番初めに天と地を創造されてその後で光、闇、太陽、植物、動物、人間を創造されました。神さまは創造された全てのものをご覧になり「それはとても良い」とおっしゃったのです。神さまが創造した全てのものは良いものでした。現在の私たちも自然やこの世界で神さまの創造の働きがあるとわかると神さまに、感謝の気持ちが生まれます。
天の神さまの働きは天地創造で終わりませんでした。神さまの働きはその後もずっと続いていることを旧約聖書と新約聖書が教えています。それを読むと、私たちは神さまのことをもっと知ることが出来ます。聖書には神さまの意思もはっきり書かれています。それは私たち人間が神さまと共に生きられることです。しかし私たちはどうでしょうか。神さまのことをどのように思っているでしょうか。神さまのことを忘れたり、離れたり、意思に背くことがよくあると思います。神さまが教えて下さる通りにすることも出来ません。それなのに神さまは私たちが神さまの元に来るようにと望んでおられます。その為に神さまはある計画をたてられました。それは、私たち人間が神さまと共にずっといられるようにするというご計画でした。
私たち人間は神さまの教えた通りに生きられないので、私たちを許すことで共にいられる道を開いてくださいました。その為に、神さまは自分の一人子イエス様をこの世に送られてイエス様は私たちが神さまから許されるように十字架にかけられて死なれました。しかし神さまの計画はそれで終わりませんでした。神さまはイエス様を3日後に蘇らせたのです。これが、神さまが実現して下さった救いの計画です。来週の日曜日に教会ではイースターのお祝いを行います。その時、イエス様の死からの復活を覚えてお祝いします。
私たちは天の神さまの御手の業を自然の美しさを通して見ることが出来、感謝します。神さまの働きはイエス様の十字架や復活を通して私たちにも向けられています。それは自然の美しさと同じように不思議なことです。しかし聖書を読んだり聞いたりすることで理解できます。神さまの働きを心で受け取ることが出来ると信仰が生まれて神さまに感謝の気持ちをもって生活することができます。
スオミ教会の式文の改正 「罪の告白」のところ
洗礼準備勉強会を行うといつも参加者の方々からいろいろな質問やコメントを受けます。中にはこちらが今まで気に留めていなかったことを前面に出すようなものもあり、すぐに答えが出てこないこともあります。 今行っている勉強会でもそうでして、伝道の観点から考えなければならないと思わされたことがありました。それは、礼拝式文の「罪の告白」のところで、「私たちは生まれながら罪深く汚れに満ち」という下りです。これは、ノンクリスチャンの方が見た時、かなり強すぎる表現ではないか、これを唱えなければならないというのは礼拝に対して違和感を覚えさせるものにならないだろうかというコメントを頂きました。
この文言は、日本福音ルーテル教会が用いてきたものをそのまま踏襲したものです(日福ルは現在、改訂式文に移行中でこの文言も変わりました)。聖書では、例えば詩篇51篇でダビデが神に「深い御憐れみをもって背きの罪をぬぐってください。わたしの咎をことごとく洗い、罪から清めて下さい。(…)わたしは咎のうちに産み落とされ母がわたしを身ごもったときもわたしは罪のうちにあったのです」と告白しているところがあります。また、イザヤ1章で神は「たとえ、お前たちの罪が緋のようでも雪のように白くなることができる。たとえ、紅のようであっても羊の毛のようになることができる」と言われます。なので、人間にはシミのように洗い落とさなければならない罪がある、それは母親の胎内にいる時から受け継いでしまったもので、だから神から是正してもらわないとそのままになってしまうという抜き差しならない状況におかれている、それを素直に認めて、神からの是正が間違いなくあることを宣言してもらうのが式文の「罪の告白」です。人間というものは今の世界と世の中を見回してもわかるように、創造主の神を前にしたら至らないことだらけで自分はその一人であることを認めるという、透徹した謙虚さを持てるひと時でもあります。確かに表現は厳しいですが、私も信徒の方々も長年唱えてきたので「原罪」とはそういうものなんだという感じがあって違和感はなかったと思います(因みに、フィンランドやスウェーデンでは「原罪」は英語のように「元々ある罪」という意味の言葉original sinではなく、「受け継がれた罪」を意味する言葉perisynti/arvsyndです)。
ところが、そういうものなんだという感じがないノンクリスチャンの方がこれを見て、唱えなさいと言われたら、どう思うか?自分が汚れに満ちているなんてどういうことかと反発したり、または今その方が抱えている課題との関係で謙虚さとは違う方向に考えが向かってしまわないか、いろいろ問題が出てくるかもしれません。
キリスト信仰の真理を背後に追いやらず、かつ正しい謙虚さに立てるような文言を考える必要があるのではないかと思います。スオミ教会は日本福音ルーテル教会から離れて以後、独立した立場で式文の改定を進めてきました。「罪の告白」の文言もその一つになります。フィンランドのルター派国教会の式文の「罪の告白」の文言は選択肢がいくつもあり、礼拝の時に牧師が選びます。それを参考にしながら考えてみようと思っています。
次回の手芸クラブはバンド織のキーホルダーを作ります。 フィンランドの民族衣装に使われるバンド織りで、北欧のウールを使った可愛いキーホルダーをご一緒に作りましょう。
織る道具はお貸しします。
手芸クラブでは自分の好きな編み物もすることができます。
おしゃべりしながら楽しく作りましょう!
参加費 1000円
お子さん連れの参加も大歓迎。
皆様のご参加をお待ちしています。
お問い合わせ、お申し込み moc.l1745642312iamg@1745642312arumi1745642312hsoy.1745642312iviap1745642312
03-6233-7109
日本福音ルーテルスオミ・キリスト教会 東京都新宿区鶴巻町511-4―106