11月18日の手芸クラブの報告

ヒッメリ手芸クラブは、月1回開かれています。
11月の第3水曜日、晩秋のわりには暖かい午前の時間に手芸クラブが開かれました。参加者の皆さんは作品を作るのを楽しみにしていたそうです。

ヒッメリ手芸クラブは最初にお祈りをして始めます。今回はフィンランドの伝統的な飾り物「ヒンメリ」を作ります。
はじめに作品のモデルを見せると、皆さん、「かわいい」と言いながら作り方の説明を聞きました。ヒンメリは普通わらで作りますが、手に入らないため、今回は赤色のストローで作ります。ストローは初めに合う長さにカットしたものを準備したので、作り始めは楽でした。ヒッメリ針に糸を通し、三本のストローを糸で結んで三角形を作ります。その一辺をもとに二本のストローを糸で結んで別の三角形を作り、それを繰り返していきます。短いストローでも同じように三角形を繰り返して作っていき、最後に大小のヒンメリを糸で結んで完成です。

各自が作ったヒンメリを棒にかけて、素敵なクリスマスの飾り物ができたと皆さん感激していました。ヒッメリ

最後にコーヒーと聖書のお話しになりました。聖書の箇所は旧約聖書の「列王記上」の17章8節から15節まで。預言者エリアが訪問した貧しいやもめの家でわずかな食べ物だけでずっと大丈夫だったという奇跡の話です。

ヒッメリ「私は、この旧約聖書の話をいつも不思議に思いました。これは、神様が私たち人間にできないことを起こされる奇跡です。神様はこの奇跡をどうして起こしたのでしょうか?神様はこの奇跡を通して、どれだけ人間を愛して下さっているか、見守っていて下さっているかを示そうとしたのだと思います。神様はいつの時代の人々も現在の私たちのことも全てご存じで、私たちを守ってくださいます。神様の愛はイエス様の十字架の出来事に一番よくあらわれています。神様の人間に対する愛というのは、「壺の粉は尽きることなく、瓶の油は無くならない」と言うように、いつまでも続くことです。このため私たちは思い悩む必要はありません。神様は約束されたようにいつも私たちを守ってくださいます。このことを天と地と人間を造られた神様に感謝して毎日の生活を続けましょう。」

次回の手芸クラブは来年の1月です。詳しくは、ホームページの案内をご覧ください。

 

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