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6月の手芸クラブは25日に開催しました。梅雨の季節ですが、ちょうどその日は雨が降らず傘を使わないで教会に来ることが出来ました。
今回もコースターの編み物を続けました。前回のように初めにコースターのいろいろなモデルを見て自分の作りたい編み型や色を選びます。前回いらして既に編んだ方たちは今回は違うモデルを選びました。出来上がりの楽しみが増えます。もちろん今回初めて参加された方たちにも出来上がりは楽しみです。皆さん、モデルをよく見ながら一生懸命編み続けていきます。皆さんが選んだモデルや色はみんな異なっていたので、お互いのものを見るのも楽しかったです。おしゃべりしながら楽しく編み続けていくと時間が経つのも忘れてしまいます。手芸クラブと同じ時間帯にチャーチカフェも開きました。
手芸クラブもコーヒータイムに入ることにしました。その週はフィンランドでは夏至祭のお祝いが近づいていたので、フィンランドで夏至祭の時によく歌われる「夏の日、カンガスアッラにて」という曲のピアノ演奏をモニターを通して聴きました。モニターから映し出されるフィンランドの景色を眺めながら演奏を聴き、コーヒーとお菓子パン・プッラを味わいました。チャーチカフェに来られた方もいて、教会の集会スペースは賑やかな雰囲気になりました。コーヒータイムの時に「毎日、神様の御手に守られて」というフィンランドの聖書日課からみ言葉を聞きました。この日の日課の箇所は「フィリピの信徒への手紙」4章6節でした。
手芸クラブはしばらくお休みになります。夏が終わってからまた再開する予定です。案内をホームページにのせますので、どうぞご覧ください。
日本は暑い夏になると思います。皆さま、どうぞ気をつけてお過ごしください。
ユハ・ヴァハサルヤ(Juha Vähäsarjaフィンランド聖書学院講師) 「毎日、神の御手に守られて」(Joka päivä Jumalan kämmenellä)2010年
フィリピの信徒への手紙4章6節(フィンランド語の聖書からの和訳) 「何事についても心配に身を任せるのではなく、必要なものはいつも神に打ち明けなさい。祈りながら、願い求めながら、そして感謝しながら、そうしなさい。」
私たちは誰も、心配したり案じたりすることがあまりにも多く、心配する能力に長けていると言ってもいいくらいです。もちろん、心配するのは、現実にちゃんとそのための理由があるからなのですが。しかし、心配の重荷に絶えず身を委ねていたら、それが生きる喜びを押し潰し、奪ってしまうことになります。
聖書の神の御言葉は、「何事についても心配に身を任せてはいけない」と言っています。それは、「心配しない人間になれ」という命令と受け取るよりは、「心配するのはわかるが、その必要はないのだ」という励ましに受け取るべきです。どんなことがあっても、神は状況を打開して私たちが前に進めるように助けて下さる、心配するのはわかるが、それに身を任せるのは無駄なことなのだ、と約束してくれているのです。聖書の他の箇所にも記されているように、神は私たちの世話を焼いて下さると約束しておられます。天と地と人間を造り、人間に命と人生を与え、また独り子イエス様をこの世に送られた神がこうだと約束されている以上、この地球上で、これより確実なことは存在しないのです。
だから、私たちは、遠慮しないで心配事の重荷を神に引き渡したり、投げつけたりして構わないのです。願い求め、感謝すること以外にするべき必要なことはありません。私の心配事を神は今回、どのような仕方で解決に導いて下さるのだろうか、しかと見届けてやろうという信頼の気持ちで待っていればよいのです。