スオミ教会・子ども料理教室の報告

今年最初の子ども料理教室は4月8日に開催しました。 春の天候が激しく変わりやすい一週間でしたが、この土曜日の朝は太陽が輝いてちょうど良い暖かさでした。イースター/復活祭の前日でもあるこの日は、みんなでミニ・ピザを作ってイースター・エッグの飾りつけをしました。

子ども料理教室は、お祈りをしてからスタートします。最初にピザの生地を作ります。小麦粉の量を計ってボールに入れ、別のボールにお湯、塩、ドライ・イーストを入れてそこに小麦粉を少しずつ加えていきます。子どもたちは楽しそうに生地を捏ねて柔らかい生地が出来上がりました。生地を発酵させる間にトッピングの準備をします。発酵させた生地をテーブルにひっくり返すと、「面白い、おもちみたい!」と驚きの声が聞こえてきました。ピザの生地をちぎって一つ一つ丸くして手や綿棒を使って伸ばしていきます。その上にひき肉などのトッピングをのせてすぐにオーブンに入れて焼き始めます。

ピザを焼いている間にイースターエッグの飾りつけをします。可愛らしい模様のラッピングで卵をくるんでお湯の中に入れると、ラッピングは卵にピタッとくっつきます。くっつく度に「わー不思議!」と声が聞こえてきます。可愛い模様のイースター・エッグが出来上がりました。

ピザの香りが教会中に広がって、ピザはきれいな焼き色がつきました。どんな味になったか楽しみです。

その前にイースター/復活祭の時に何が起こったのかをみんな一緒に聖書のフランネル劇を観ました。イースターの前の週イエス様は私たち人間が救われるために多くの苦しみを受けて死ななければなりませんでした。しかし、次の週の始めの日、日曜日にイエス様は神さまの力で死から復活したのです。イースターの時、私たちはこの出来事を覚えて喜んでお祝いするのです。そしてイエス様を復活させて下さった神さまを感謝するのです。

フランネル劇が終って、みんなで食前のお祈りをして、さあ、自分たちで作ったピザをいただきましょう!子供たちは黙々と食べることに集中。大人たちはコーヒー紅茶と一緒に味わい歓談の時を持ちました。こうして久しぶりの子ども料理教室で参加者の皆さんとおいしくて温かい一時を分かち合うことができました。

新規の投稿
  • 2025年4月20日(日)復活祭/イースター 礼拝
    司式・説教 吉村博明 牧師 聖書日課 イザヤ65章17~25節、第一コリント15章19~26節、ルカ24章1~12節 説教題 「過越祭から復活祭へ」 讃美歌 88、91、337、259、92 特別の祈り 全知全能の父なるみ神よ。 […もっと見る]
  • 歳時記
    復活祭おめでとうございます。                                                  […もっと見る]
  • 2025年4月18日(金) 聖金曜日 礼拝
    司式・説教 吉村博明 牧師 聖書日課 イザヤ52章13節~53章12節、ヘブライ10章16~25節、ヨハネ18章1節~19章42節 讃美歌:71、309、85、81 説教題 「イエス様の十字架 ー 私たちの出発点、いつでも立ち返られる原点」 特別の祈り 全知全能の父なるみ神よ。 […もっと見る]
  • イースター 子ども料理教室のご案内
  • スオミ教会 手芸クラブのご案内
    次回は4月23日(水)10時―13時の開催です。 バンド織キーホルダーを作ります。 次回の手芸クラブはバンド織のキーホルダーを作ります。 フィンランドの民族衣装に使われるバンド織りで、北欧のウールを使った可愛いキーホルダーをご一緒に作りましょう。 織る道具はお貸しします。 手芸クラブでは自分の好きな編み物もすることができます。 […もっと見る]
  • 牧師の週報コラム
     スオミ教会の式文の改正 「罪の告白」のところ 洗礼準備勉強会を行うといつも参加者の方々からいろいろな質問やコメントを受けます。中にはこちらが今まで気に留めていなかったことを前面に出すようなものもあり、すぐに答えが出てこないこともあります。 […もっと見る]
  • スオミ教会家庭料理クラブの報告
    4月の料理クラブは桜もそろそろ終わり始めた頃の12日、爽やかな春の陽気の中での開催でした。今回はこのイースターの季節にピッタリのレモン風味のメレンゲ・タルトを作りました。 […もっと見る]