手芸クラブの報告(2023年6月28日)

6月の手芸クラブは蒸し暑い日の開催になりました。

今回はマクラメのテクニックを使ってブレスレットを作りました。初めに見本を見て各自、自分の作りたいものを選びます。今回の材料はワックスコードとビースです。参加者の皆さんは好みの色のワックスコードとそれに合わせてビースの色も選びます。皆で作り方を見てから早速、見本に合わせてワックスコードの長さを測って作り始めます。今回の結び方は以前と同じ平結びですが、ワックスコードは細いので引っ張る強さに注意しなければなりません。それでも皆さん、あっという間に出来るようになりました。おしゃべりをしながら楽しい雰囲気の中でコードを結んで作業を進めました。皆さんはそれそれ違う色のワックスコードとビースを選んだので、どんなものになるかお互いに楽しみです。結んだコードを手の周りに合わせるとピッタリの長さになりました。その後はワックスコードを一本一本を切ってコードが抜け出さないように一本一本を火でとかします。指がやけどしないように注意しないといけません。最後にブレスレットの閉め部分を作って出来上がりです!皆さん素敵な夏用のブレスレットを手首にかけました。

作業の後はコーヒータイムです。コーヒーとフィンランド風菓子パン「コルヴァプースティ」を味わいながら参加者みんなで楽しい歓談の一時を持ちました。歓談の後、モニターでフィンランドの夏の景色と音楽のビデオを鑑賞しました。最後に聖書のお話がありました。

帰る時、ドアを開くと思わず「サウナみたい!」との声があがりました。それ位、外はとても暑かったです。皆さん、本当にお疲れ様でした。手芸クラブはしばらくお休みになります。次回は9月に開催予定です。その時は暑さも少し和らぐといいのですが。日程が近づきましたらまたホームページに案内を載せますので是非ご覧ください。それでは皆さん、お身体に気をつけて暑い夏を無事に乗り切られますように。また秋にお合いしましょう!

 

手芸クラブの話し2023年6月28日

今日はマクラメのテクニックを使ってブレスレットを作りました。皆さん作ることに夢中になって時間はあっという間に経ってしまいました。この手芸クラブの時間が皆さんにとってリフレッシュできる時間になったら良いと思います。リフレッシュできることは新たな力を得ることになります。

この間私はフィンランドの新聞に出ていた面白い記事を読みました。そのタイトルは「時間を奪うもの」というものです。この記事の内容について少しお話します。この記事は現在の私たちの時間の使い方についてでした。一日の24時間の使い方は普通は仕事、仕事以外の活動、休みの3つに分けられて一つ一つは大体8時間というのが基準です。しかし現在の人たちの休む時間はどんどん短くなって、多くの人は忙しい生活をして疲れています。それはどうしてでしょうか?時間を奪うものがあるからです。それは何でしょうか?

記事によると私たちの時間を奪うものは様々な電子メディアです。私たちは例えば携帯電話でメールを読んだりいろいろ情報を調べたりすることが一日のうちで何回位あるでしょうか?携帯電話だけではなくてパソコン、タブレットやテレビ等も同じです。小さいことでもそれは時間をとります。フィンランドでは大きな流れは小さな流れから生まれるということわざがあります。携帯電話やパソコンでいろいろ調べると、やっている内に目的から離れることは多いと思います。そうなると時間の無駄な使い方になってそれで休む時間は短くなります。私にもそのようなことがあります。

休みは私たちにとって大事です。それは人間にとって最も必要なことの一つです。現在の私たちの生活の大きな課題は時間の使い方です。生活の中の優先順位を考える時、力が戻るために休みが必要であることは忘れていないでしょうか?休みがないと、力はだんだん失わられて、いろいろ病気になったり事故も起こりやすくなります。このようなことが起きて休みの必要性がわかるようになったら遅すぎです。定期的に休むことも重要です。

聖書にも休みの必要性について書いてあります。神のひとり子のイエス様は肉体的な休みや精神的な休みの必要性を教えられました。イエス様も時々疲れて静かな場所に行って一休みされました。ある時弟子たちは伝道から帰ってイエス様の所に集まってきて、自分たちが行ったことや教えたことについて報告しました。弟子たちは多くの人たちに神様について教えたので、イエス様に詳しく報告したかったのです。しかし、イエス様は「さあ、あなたがただけで人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい」と言われました。イエス様と弟子たちの周りにはいつも大勢の人たち、神様について教えを聞きたい人たちや癒しを求める病気の人たちなどが集まってきました。この時も大勢の人たちが来たり行ったりして、弟子たちは食事をする時間もありませんでした。このようにするべきことがたくさんあってもイエス様は弟子たちに休む時間を持たせました。イエス様は弟子たちの肉体的な休みの必要性を良く知っておられたからです。弟子たちは休んでから元気づけられて、新たな力でまた人びとに教えることが出来ました。イエス様と弟子たちの例にならって、私たちも休まなければなりません。私たちにとっても休むことはイエス様の時代の人たちと同じように重要です。

私たち人間は肉体的な休みのほかに精神的、霊的な休みも重要です。霊的な休みとはどんな休みでしょうか?イエス様はこのことについても教えています。「疲れた者、重荷を負うものは、だれでも私のもとに来なさい。休ませてあげよう。」マタイによる福音書11章28節の御言葉です。イエス様は世界の全ての人々が自分のもとに来るようにと招かれます。私たちはイエス様の姿を見ることは出来ませんが、聖書を読んだり、お祈りすることでイエス様のもとに行くことが出来ます。イエス様はご自分のもとに来る人に休みを与えると言われるのです。イエス様が与える休みとはどんなことでしょうか?

イエス様が救い主としてこの世にいらっしゃったと信じることが出来れば、私たちは心の中にイエス様が与える平安を得ることが出来ます。それは、イエス様が与えて下さる休みです。私たちは、生活の中にいろいろ心配することがあっても、イエス様に繋がっていれば彼から平安が心の中に与えられるのです。そしてイエス様をこの世に送られた神様を信じることが出来れば、全てのことを神様の御手に委ねることが出来ます。神様に全てのことを委ねることができれば、心は平安で満たされます。その時、心は本当に休むことができます。

私たちもこれから毎日の生活の中で休むことが出来るように時間の使い方をよく考えて生活して行きましょう。イエス様が言われた言葉「疲れた者、重荷を負うものは、だれでも私のもとに来なさい。休ませてあげよう」、これをいつも思い出して行きましょう。

 

 

 

 

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