手芸クラブの報告

11月の手芸クラブは27日に開催しました。11月の終わりにしては暖かい陽気の日の朝、いつもより大勢の方が教会に集まりました。

今回の作品はフィンランドの伝統的なクリスマス・オーナメントの”ヒンメリ” Himmeliです。材料はフィンランドから送られた天然の藁です!今回の手芸クラブではスオミ教会の元宣教師パイヴィ&マルッティ・ポウッカ先生ご夫妻に奉仕していただきました。

最初にヒンメリの一番大きい立方体を作ります。藁三本を糸に通してそれを結ぶと三角形になります。それに追加の藁二本を糸に通すと三角形の続きが出来ます。これをあと三回繰り返します。最後に藁一本を糸に通して立方体の形ができます。これでヒンメリの一部ができました。藁の中には細目のものもあったので糸を通すのは少し難しかったですが、参加者の皆さんは一生懸命頑張りました。「わぁ、きれいな形!」との嬉しいそうな声があちこちから聞こえてきました。

ここからは参加者一人一人がマイペースで小さな立方体を作り続けます。テーブルの上はあっという間にヒンメリの立方体で一杯になりました。作っている間、マルッティ先生が歌を歌ったりピアノやフルートの曲を弾いて下さり、心が癒されました。「素晴らしい!」と皆さん感激。ヒンメリは立方体を全部繋げると大きくなり持って帰るのは難しくなるので、多くの方はお家で最後の組み合わせることにしました。さて、どんなヒンメリに仕上がるか楽しみです。それでも何人かの方は教会で完成させた方もおられました。ある参加者の方は以前手芸クラブで作ったルームシューズをお家で仕上げて、それを持ってきて見せて下さいました。

素敵なバックラウンドミュージックがあったおかげで時間はあっという間にたち、いつの間にかコーヒータイムになりました。

皆でフィンランドのシナモンロールをコ―ヒーと一緒に味わいながら楽しく歓談を続けました。いつものように聖書のお話も聞きました。ポウッカ・パイヴィ先生はパワーポイントを見せながら「主の祈り」について教えて下さいました。「主の祈り」は教会の日曜礼拝でも唱える祈りです。「主の祈り」の深い意味を教えて頂きました。

「天にまします我らの父よ。
願わくはみ名をあがめさせたまえ。
み国を来たらせたまえ。
み心の天に成るごとく、地にも成させたまえ。
われらの日ごとの糧を今日も与えたまえ。
われらに罪を犯す者を われらがゆるすごとく、
われらの罪をもゆるしたまえ。
われらを試みに会わせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなくなんじのものなればなり。」
アーメン

次回の手芸クラブは年明けの1月29日の予定です。詳しくは教会のホームページの案内をご覧ください。皆さんのご参加をお待ちしています!

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