歳時記

久しく待ちにし(讃美歌94番)

今から20数年まえ近くの桜美林大学のチャペルでシンガーソングライターの沢友恵のリサイタルがありました。彼女もまだ若くて張りある美しい声で何曲かのクリスマスソングを歌ってくれました。その中で特に心に響いたのがこの「久しく待ちにし」でした。終演後彼女のCDを購入し以来毎年クリスマスの時期には欠かさず聴いていましたが残念ながらこのCDはいま白州の家に置いてあります、仕方がないのでYouTubeで探しましたがどうしても見つかりませんでした。代わりに大須教会で出している動画がありこの讃美歌を個性的な歌い方で歌っていて特に印象に残りましたので此処に掲載いたしました。ところで話は変わりますが1215日のヘルシンキ聖心教会のミサ(フインランドでは聖餐式のある礼拝はミサと称している)の様子をYouTubeで観ていたら始めにこの「久しく待ちにし」が演奏されたので意を得たりと嬉しくなりました。牧師の祈りの課題の中に「suomi kirkko Tokiossa(東京のスオミ教会)」と述べていました。当たり前と言えばそれまでですが矢張り実際に生の声で耳にしますとフインランドとの繋がりに感動し感謝の気持ちを強く持ちました。

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